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【小学生 ×五月病】連休明けの不調サインと家庭で出来る3つのサポート

  • STEP
  • 5月10日
  • 読了時間: 3分

更新日:3 日前


新学期が始まり、少しずつ学校生活に慣れてきた――そんな矢先にやってくるゴールデンウィーク。連休が明けたころから「なんとなく元気がない」「学校に行きたがらない」といった様子が見られたら、それは“五月病”のサインかもしれません。



STEP個別指導塾|メンタルケア

「小学生にも起きる"五月病"とは?」

"五月病"とは、環境の変化や心理的ストレスによって心や体に不調があらわれる状態です。これまで社会人や大学生に多く見られるものでしたが、近年では小学生の間でも広がりつつあります。特に影響を受けやすいのはこのような子どもたちです。


  • 小学校に入学したばかりの新1年生

  • クラス替えで友達関係が変わった子

  • 習い事や塾など生活環境が新しくなった子


新しい環境での"頑張り"が連休を境にプツンと切れてしまうのです。



「こんなサインはありませんか?」子どもの心の声

子どもは、大人のように「疲れた」「不安だ」とはっきり言葉にすることが難しいものです。だからこそ、次のような変化に気づくことが大切です。


■ 身体にあらわれる変化

  • 朝になると「お腹が痛い」「頭が痛い」と訴える

  • 食欲が落ちる、眠れない

  • 風邪のような症状が続く。だるさが続く。


■ 行動・言葉にあらわれる変化

  • 登校を嫌がる、準備が進まない

  • 表情が暗い、笑顔が減った

  • 「どうせ自分なんて」「〇〇くんの方がすごい」と自己否定的な言葉が増える


これらは、子どもなりの「つらい」「助けて」のサイン。無理に登校させたり、「それくらい大丈夫!」と片づけてしまうと、かえって心を閉ざしてしまうこともあります。




【家庭で出来ること】回復力を育む3つのポイント


1. "話す"より"聞く姿勢"を大切に

子どもが本音を話せるためには、「否定せず、遮らず、共感して聞く」ことが何より大切です。

×「そんなことで休んでどうするの!」

「そう思ったんだね」「不安だったんだね」


大人が“正論”を語るよりも、子どもにとっては"わかってもらえた"という安心感が心の回復につながります。



2. 生活リズムを整える

連休で夜更かしや朝寝坊の習慣がついてしまった場合は、まずそこをリセットしましょう。

子どもの心の不調、その多くは“生活リズムの乱れ”から始まります。

睡眠・食事・運動、この3つを整えることが最初の一歩です。



3. 小さな"楽しみ"や"安心感"をつくる

「学校がすべて」にならないように、家の中でも子どもが笑顔になれる時間を意識して作りましょう。


  • 家族でボードゲームをする

  • 放課後に好きなおやつタイムを設ける

  • 「今日はここまで頑張れたね」と一言ほめる


日常の中の小さな“味方”の存在が、子どもにとっての心の支えになります。



【塾で出来ること】学習面でも心の面でも、寄り添う姿勢

私たちの塾では、学力を伸ばすだけでなく、「子どもが安心して過ごせる場であること」も大切にしています。連休明けで元気がない様子が見られたときは、無理にペースを上げるのではなく、その子の状態に合わせた学習サポートや声かけを行っています。


ときには学習を進めるよりも、話を聞くことを優先することもあります。子どもが「ここにいていいんだ」と思えること。それが、再び前を向く力になると信じています。



【まとめ】心がゆれる5月"安心できる居場所"が心の支えになる

五月病は、誰にでも起こりうる“心のゆれ”です。

そしてそれは、子どもが「適応しよう」と一生懸命頑張った証でもあります。


一番大切なのは、「大丈夫だよ、あなたの味方だよ」と伝えること。

家庭でも塾でも――子どもにとっての“安心できる大人”がそばにいれば、

子どもは自然と自分の力で立ち直っていけます。

この時期ならではの心の揺らぎを、家族や私たちと一緒に、ゆっくり乗り越えていきましょう。

一歩一歩着実に!沖縄の個別指導塾、STEP個別指導塾!
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